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フェレットの診療

よくみられる症状と考えられる病気についてご紹介します

フェレットのような体の小さい動物は、ちょっとしたことが命取りになります。いつもと違うことがあれば「病気」の可能性がありますので、ご注意ください。
また、転落や異物の飲み込みも、好奇心の旺盛なフェレットに多い事故です。
日頃からよく観察して、症状を早期発見することが大切です。
普段の生活の中で、何かいつもより様子がおかしいと思われたら、早めに連れて来てください。

ふらつく・ぐったりする・吐く・下痢をする
腫瘍が考えられます。
その内の一つに、中高齢のフェレットに比較的多くみられる病気「インスリノーマ」があります。
これは、血糖値を下げるインスリンを分泌するβ細胞が腫瘍化するもので、多量のインスリンが分泌されるため低血糖の症状を起こします。
ふらつく以外にも、痙攣や発作、昏睡等の症状も見られます。
また、高齢のフェレットに見られる「リンパ腫」という病気があります。これは、血液中にある白血球の一つであるリンパ球が癌化するもので、リンパ節の部位によって、症状は異なります。
胸にあれば呼吸困難や咳がみられますし、お腹にあれば下痢や嘔吐、排尿排便の困難、などの症状があります。
また、その他に、後ろ足の麻痺、体重の減少、などの症状を示すこともあります。
年齢によって現れる部位が異なることがありますが、普段、触れる際に身体にしこりや腫れがないかを確認してみて下さい。
おかしいと思われたら、すぐにご来院下さい。
脱毛が止まらない、体をかく
副腎腫瘍が考えられます。
「副腎」とは、そら豆の半分ほどの大きさの臓器で、腎臓付近に左右一対で位置します。さまざまな機能を司る重要なホルモンが分泌されている臓器で、生命維持にとても重要な役割を担っています。
副腎腫瘍の多くは良性腫瘍で、悪性はまれですが、副腎腫瘍によってさまざまな症状が引き起こされます。
脱毛、かゆみの他にも、水をよく飲む、貧血がある、体重が減る、多量のおしっこをする、攻撃的な行動、等の症状も見られます。
早すぎる去勢・避妊手術が少なからず影響しているとも言われていますので、先ずはご相談下さい。
吐く・下痢をする・お腹が膨らむ・食欲がない
毛球症、異物誤飲が考えられます。
毛球症はウサギなどにもみられる病気で、毛づくろいをした毛が体内(胃内や腸内)に溜まり蓄積することで起きます。
猫のようにつくろった毛を吐き出すことができないことの他に、胃酸の分泌も関係しています。高齢になればなるほど注意が必要です。
また、異物誤飲については、若いフェレットに多くみられます。好奇心旺盛なフェレットは、身の周りのものをかじる習性があるため、思ってもみないものを食べてしまうことがあります。
異物誤飲の場合、その異物の種類によっては命に関わることもありますので注意が必要です。
フェレットの去勢・避妊
販売されているフェレットのほとんどは、去勢、避妊が済んでいますが、手術をしていない場合、以下のようなことがありますのでご確認ください。
メスは、発情期に交配しないと発情状態が続き、エストロジェンの過剰分泌により中毒となり貧血を起こしてしまいます。場合によっては、命にかかわりますので注意が必要です。
オスの場合は、命に関わることはありませんが、マーキングが頻繁になりますので、室内で飼いにくくなります。
また、発情期には気性が激しくなります。
望まない妊娠を避けることも含め、適正な時期に、手術を受けるべきかどうか、ご家族で相談された上でご判断ください。

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2013/09/15

涼しくなってきましたが、マダニにご注意下さい!
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