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鳥の診療

よくみられる症状と考えられる病気についてご紹介します

よくみられる症状と考えられる病気についてご紹介します

鳥は自然界の中では、肉食動物の捕食の対象であったことから、体が弱っていてもそれを隠します。
普段からまめに観察をしていない限りは、外見からは中々判断できませんので、気が付いた時には、病状がかなり進行し、深刻な状態であることが多々あります。
病気や怪我は、早期発見が大切です。
普段の生活の中で、何かいつもより様子がおかしいと思われたら、早めに連れて来てください。

鼻水が出る、下痢をする

風邪の疑いがあります。
実は冬より温度差のある春・秋、体力の落ちている夏にかかりやすい病気です。
すぐの対処法としては、伝染する可能性があるので、まずその疑いのある鳥を隔離して温めてあげ、鼻水はガーゼ等で拭き取ってあげましょう。
その後、すぐに診せてください。

下痢をする

普段観察していると見つかります。
下痢が続くと、栄養状態が悪くなり、元気がなくなります。水分が失われるので水は良く飲みます。 原因としては、水を替えるのを忘れてしまった、エサが痛んでしまっていたことによって下すことが多く、または、風邪によることも考えられます。

太ってきた

これは、カゴの中で生活しているため運動不足であることと、栄養価の高いエサの与え過ぎによるものです。
身体全体が太りますので、人と同様に、体内脂肪が溜まることで糖尿病、心臓病の危険性が高くなります。
また、オスは交尾をしなくなり、メスは無精卵を生んだりすることがあります。

羽や足がおかしい

骨折の疑いがあります。
足を引きずったり、止まり木に片足立ちしていたり、翼の場合は、ダラッと下げたままになります。このような症状が見られた場合はすぐに診せてください。

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